★就労したい!を応援中【最終話】
第1話、第2話を読んでいない方はこちらからどうぞ⇒ 第1話 第2話
市役所実習を終えてから、より就労に向けての気持ちが高まったC様。
実習後は、あすく職員から”一般就労が可能かどうか”の評価(振り返り)があります。
結果、「訓練次第で、一般就労は可能だろう」とのことでした。
というのも、報告・連絡・相談をしなかったり、休憩と業務の時間の切り替えができず、
お喋りに夢中になったりしていたことがあったそうです。
今までのC様だったら、自分のことを少しでも否定されるようなことに対して
「だって〇〇だったから」「こうしろっていうからやったのに…」など、
人のせいにしたり不機嫌な態度をとったりしていました。
しかし、この時のC様の態度は違っていました。
「確かにそうだったかも。自分では気付かなかった。
これからちゃんと教えてもらって、練習したいです。」
――あすくでの評価を受けてから約1か月
C様の今後の活動先を考えるため、関係者会議が開かれました。
そこには笑の職員を含め、グループホームや相談支援事業所職員など8名の関係者が参加しました。
C様はその大勢が耳を傾けるなか、自分の気持ちをこのように話していました。
「笑でいろいろと勉強をさせてもらって、自分には知らないことがたくさんありました。
でも自分はまだまだ足りない部分があるので、お仕事をする為にもっとしっかり学びたいです」
少し緊張した表情からは”もっと成長したい、学びたい”というご本人の意思がとても強く伝わってきました。
社会人としての基礎的なマナーやコミュニケーション力を学びたいという、ご本人の決意表明には
関係者皆が賛同し、なによりもC様の成長に大変驚いていました!(^u^)
会議の結果、同法人の就労移行支援事業所EXP立川へ活動先を変えることに決まりました。
つまり、生活介護笑を卒業し、次のステップへ進むことになったのです!
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本格的にEXP立川に通うことになるのは2か月先。
それまでにやらなくてはいけないことが山ほどありました。
一人で通えるようになるため、電車の乗り方や道順覚えること。
迷ったら人に聞くこと、到着が遅れそうなら連絡することなどなど…
体験中は職員も付き添い、目印になる看板や注意する場所等を伝えました。
新しい活動先が決まり、最終的な目標である一人暮らしに向かっての第一歩を踏み出したC様は、
以前のように舌打ちしたり相手の話を遮ったりすることもなく
丁寧な挨拶や素直な受け答えができるようになっていました。
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そしてついに… 笑最後の利用日…
笑ではささやかな卒業式を行いました。
「色んなことで迷惑を掛けました。自分はまだまだですが、これから色々教わって勉強していきたいと思います。
ここまで来れたのも、皆さんのおかげです。お世話になりました。」
最後に皆さんに挨拶され、卒業証書を受け取ったC様は、意外とあっさり笑顔で帰られました。笑
早く前へ進みたい強い気持ちがあったのでしょう(^v^)
まずはお仕事に就いて、いつか一人暮らしができるよう、これからも応援しています!どうかお元気で☆
笑では引き続き就労を目指す方を応援していきます。
3回に渡る長いブログを読んで下さりありがとうございました!
以上、福本でした☆
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