★黒い部屋の正体
こんにちは!あきる野市にあります、生活介護笑(えみ)の福本です♪
今日はとある利用者Y様と黒い部屋の関係についてお話しします。
(※ホラーではないのでご安心ください♡)
まずはこの写真をご覧ください。
この暗い部屋にいるのは重度自閉症であるY様です。
ここはY様が日中過ごされる席。
「なんか暗い」「かわいそう」
そう思われるのも無理はありませんね。
Y様はあなたとは逆で、暗くて閉鎖的な空間を好むのです。
これは自閉症の方の特性が大きく関係しています。
Y様は「感覚過敏」という特性があります。
私たちがなんとも思わないわずかな光でも、感覚過敏の方は非常に眩しく感じるのです。
小さな話声も、大きな騒ぎ声のように聞こえます。
Y様は耳を押さえたり、リュックを頭から被る行動が度々見られるため、
光や音に対して感覚過敏であると推測しています。
もともとは屋根とカーテンを付けただけの
シンプルな席で過ごしていただいていましたが、
より過ごしやすい環境を提供するため、
再構造化し、黒色の壁で囲った部屋を作ったわけです。
さぁ、Y様の反応はどうだったのでしょう?
またご報告しますね☆