★【案ずるより産むがやすし】

はじめまして!

 

野﨑と申します。はじめてのブログとなります。

福祉に携わり、約1年ですが、身近に感じてもらえるようなブログをアップしていきますのでよろしくお願いいたします。

 

昨年、秋に都立秋留台公園・体育館で開催された

【あきる野市障がい者防災・スポーツフェア】に参加してきました。

【あきる野市障がい者防災・スポーツフェア】とは・・・

あきる野市が主催で障がい者(児)とご家族や介護者のための防災やスポーツ体験ができるイベントです。

イベントの内容は、消火器の水出し、トランポリン、フライングディスクなどの体験、そして消防車・救急車の展示がありました。

今回は、バケツリレーをメインに参加しフライングディスクや輪投げを体験してきたお話をさせてもらいます。

 

その前に「初めてブログを読んでいるよ」って方に簡単に【生活介護 笑(えみ)】についてお話しさせてください。

 

わたしが働いている【生活介護】とは重度の障害を持つ方【障害支援区分3~6】を対象にした日中活動の場です。

【笑】では「日中活動をとおして個々の長所を伸ばし社会生活の幅を広げ、笑顔を増やす」という理念の基に、日々がんばっています。

 

『さあ、でかけよう! の前に・・・。』

まずは参加あたり、知的重度の方々を

「連れて行っても大丈夫なの?」「パニックをおこしたりしないの?」

など心配ごとが浮かんできませんか?

結果から言えば、「どんどん参加しましょう!」 です。

ことわざにあるように

【案ずるより、産むがやすし】

で、参加した利用者様達は楽しんでいる様子でした。

とは言え、利用者の特性・組み合わせなど事前に職員間で話し合いました。

 

『さあ、でかけよう!』

参加される利用者様達と共に車でイベント会場に向かいました。

普段、ウォーキングで歩いている秋留台公園とは違う雰囲気でしたが、利用者様達は特に混乱は見られませんでした。そしてバケツリレーの受付に向かいました。

ハプニング発生!!!

「バケツリレーは、もう始まりますので急いで体育館内へ」と・・・。

少し余裕をみて行ったのですが、進行が早かったみたいで職員一同ビックリ!!!利用者様達が混乱せず、わたし達が混乱してしまいました!(笑)

急いで、体育館内へ行くと、もうバケツリレーが始まっていました。

わたし達が参加するのは2ゲーム目だったので、なんとか間に合いました。

これからやるバケツリレーが、どんな感じで行うのか皆で見ていると、1名の利用者様がソワソワして動きまわりはじめました。

どうやら体育館に響くマイクの音に反応し、少しソワソワしています。早く体育館から出たい様子だったので外へ出ると落ち着きを取り戻し、その後、利用者様達と合流しました。

参加前「体育館の中では混乱するかも?」なんて話していたんです。予想どおりの結果でした。

その他の利用者様達は・・・ 全然問題ありませんでした~。

 

 

 

 

 

 

座ってます!

 

『バケツを運ぶぞ!』

今日のメインであるバケツリレーですが、ゲームはゴムボールの入ったバケツをとなりの人に渡し、目標の箱に、どんどんゴムボールを入れていく内容でした。

            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、準優勝する事ができました!

まあ、2チーム中なんですけどね・・・。

「いつものとは違う環境だと違う一面も見えてくるよね~」

なんて職員と話していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

『他にも参加しました!』

フライングディスクと輪投げにもチャレンジしてみました。

             

 

 

 

 

 

そこで利用者様の面白い行動をみる事が出来ました。

それはフライングディスクでの事。

フライングディスクはフリスビーを約2m先の的(輪っか)を通すゲームでした。

チャレンジした利用者様達はフリスビーを横投げで的(輪っか)に通していました。

 

 

 

 

 

 

でも、1名の利用者様はフリスビーをポイっと下投げ。

「えっ、下投げ~」って思いビックリました。 

でも、本当のビックリは、この後でした。

なんと的(輪っか)に通す成功率がすごかったんです。他の利用者様は10回投げて2~3回の成功に対し、5回以上、成功。

普段、フリスビーは横投げって思い込んで投げてましたが、その方は的(輪っか)に通す事を考え、下投げにして成功率を上げていたのかもしれません。

    

 

 

 

 

 

 

「いや~発想の転換だな~」とつくづく思いました。

 

『最後の〆は・・・いつもの・・・。』

色々とゲームをした後は、すぐに車に乗りこまず、イベント会場から少し離れた落ち着いた場所で、少し休憩をとりました。

わたし達もそうですが、どこか出掛けたり知らない所へ行ったりすると緊張や興奮してますよね。そして知っている所でるとホッとしますよ。

利用者様達も一緒です。

なので、休憩して、園内を1周して帰路に着きました。

               

 

 

 

 

 

【案ずるより、産むがやすし】

でどんどん参加してみませんか?

利用者の新しい一面が見えてきますよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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