★重大事故を防ぐカギとなるのは

こんにちは!あきる野市にあります、生活介護笑(えみ)です。

皆さんは「ヒヤリハット」という言葉を耳にしたことはありますか?

 

多くの方は馴染みのない言葉かもしれませんね。

実はこれ、笑にとっては、

利用者様の安全を守るために非常に大切なものなのです!!!

 

今回はその、ヒヤリハットってなに?なんで大切なの?

についてお伝えしたいと思います。

「ヒヤリハット」って?

重大な事故には至らなかったものの、事故になってもおかしくない一歩手前の事例のこと。文字通り、突発的な出来事やミスに「ヒヤリ」としたり、「ハッ」としたりすることです。

結果として事故に至らなかったがゆえに「ああよかった」と見過ごされてしまうことが多く、忘れてしまいがちです。

しかしそこに重大事故に結びつく原因があるとしたら、

その事例を集めて共有することで、大きな事故を予防できる可能性が高まるのです。

 

ヒヤリハットの数と、実際に起こってしまった事故の数には、ある関係性、法則性があることがわかっています。

それは1件の重大事故の背後に、29件の軽微な事故があり、さらに300件のヒヤリハット事例があるというもの。

アメリカのハーバード・ウィリアム・ハインリッヒ氏がこの法則を導いたことで、このことを「ハインリッヒの法則」「1:29:300の法則」と呼んでいます。

(厚生労働省 「職場のあんぜんサイト」より)https://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo24_1.html

 

笑でもヒヤリハットはたくさんある

 

例えば、笑では実際にこんな事例がありました。

・利用者様が玄関から出そうになったところを止めた

・キッチンのドアノブに手をかけてしまった

・他利用者様のお茶に手を伸ばしたため止めた

 

これが何で「ヒヤリ」「ハッと」したのかというと

まず玄関から外に出てしまったら、事故や怪我などの可能性

キッチンに入ってしまったら、コンロや鋭利な調理器具を触る可能性

人のものを飲んでしまったら、飲み物に制限をしている場合があったり、飲まれてしまった利用者様が怒り出す可能性

などが挙げられます。

 

 

 

 

 

結局どれも事故には至らなかったため、

「ああよかった」と見過ごされてしまいそうな事例ですが

同じことが起こった場合、次は「よかった」じゃ済まないかもしれません。

そうならないよう、全て「ヒヤリハット報告書」として事業所内、法人内で共有し、

同じことが起こらないようにどのような対策が必要かを話し合い、支援へとつなげています。

 

たくさんのヒヤリハットを集めよう

 

 

 

 

 

 

笑ではよりよい支援を行うために

今まで以上にヒヤリハットを大小に関わらず報告する取り組みを始めました☆

笑で過ごされる利用者様が、安心して活動に取り組めるよう、

事例の収集を積み重ね、重大事故を未然に防ぐ活動を続けていきます!

 


🌻笑(えみ)では随時見学を受付けております。🌻

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また、見学時には感染症対策として検温、消毒、マスク、人数、時間制限にご協力いただいております。

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