★防犯研修に行ってきました!!
生活介護 笑 篠田です。
あきる野市主催の防犯・不審者対策講座に参加しました。
開催された理由としては2016年7月26日に津久井やまゆり園の事件がありました。
事件直後は防犯研修は沢山行われていたのですが、
2年が経過した今、薄れかけた防犯意識の再確認と、防犯研修を受けたことがない新しい人に情報を知ってほしいとの事でした。
篠田は防犯研修は受けた事がなかったので、楽しみにして研修に向かいました。
研修は左の画像のようなスケジュールで行われました。
この中でも個人的に新しい発見があった
①不審者の見分け方
②刺又(さすまた)の使い方
について書きたいと思います。
①不審者の見分け方について・・・
明らかに様子がおかしいなら「怪しい・・・」と思って対応できますが、様子も普通な場合があります。
見分けるひとつの目安があるそうです。それは・・・
受付に対して真っ直ぐ来る人が一般人、フラフラ歩いて受付に来る人が不審者との事。(玄関に受付がある事が前提)
何故かというと、一般人は目的が受付に寄って用事を済ますだから真っ直ぐに歩いてくる
不審者の目的は危害を加える事で、受付で用事をすまそうと考えていない為、周りを見ながら蛇行する場合が多いとの事。
ある事業所では玄関から受付まで真っ直ぐに線を引いて、フラフラ蛇行する人は不審者として心構えをして対応しているとの事でした。
②刺又の使い方
Uの字の形からして脇の下に入れて使用すると思っていましたが、実は違いました!!
1対1で脇に刺又を入れて押す状況になると、不審者に手で押し返されてしまうそうです。
その為、不審者が来た時には刺又を効果的に使う方法を知っておく必要があります。
正しい使用方法とは・・・
柄を腰骨にあてる
↓ 手で持っている。 ↓ 腰骨にあてている。
女性の方は刺又を手で持つのではなく、柄の終わりの部分を腰骨にあてて持ちます。
そうすることで相手の力に押し返されにくくなります。
柄の長さを利用する
不審者がナイフや包丁を持っていた場合、刺又を突き出せばナイフが届かない距離を保つことができます。
これで自分の安全を確保して、他の人が助けに来る時間を稼ぎます。
突きが効果的
確保する道具ではなく、槍をイメージしてリーチがある武器として使用します。
その為、攻撃する場所は胴体よりも相手が嫌がる顔面やスネを狙っていきます。
なるべく複数人で対応
刺又を持った1人の力だと、興奮した男性の不審者の力に押し返されてしまうとの事。
その為、不審者には2人以上で対応、理想なら3人以上がいいとの事。(それぞれが刺又を所持)
一人の時は、スマホを潜ませて
夜勤などがあると、一人で対応せざるおえない時があると思います。
その時は、110番をして通話を切らずに胸ポケット等に潜ませてください。
そうすれば状況は音で伝わるし、場所も110番をすれば警察側に表示されるとの事。
刺又で時間を稼いで警察が来るのを待ちましょう。
最後に
どんな事にもいえますが、素晴らしい道具があっても正しい使い方を知らないと、ただの置物になってしまいます。
今回の研修によって、不審者への対応が上手になったと思います。
このブログを見てくれた方は、非常時の為に、刺又の使用方法を記憶しておくと役にたつかもしれません。
研修を開催してくれた、あきる野市障害福祉課・福生警察署の皆さんお疲れ様でした。