激録・生活支援員密着24時!?

皆さま、こんにちは!

東京都あきる野市にあります、生活介護 笑で生活支援員をしている勝井です。

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

私の最近の楽しみは、テレビドラマ「相棒」を観ることです!

右京流紅茶注ぎ(なるべく高い位置から紅茶をカップへ注ぐ)をマスターしたいのですが、いつも失敗して家族に苦笑されるのがお決まりとなっています。

さて、今回のブログのテーマは…ある有名番組のタイトルをもじって「激録・生活支援員密着24時!?」としてみました。    

「生活介護事業所の生活支援員って具体的にどんなことをやっているのだろう?」と気になっている方、必見です!

秘密のヴェールに覆われた(?)私たち生活支援員の仕事内容を、1日の流れに沿って紹介させていただきます✨️ 

                                                

生活支援員とは?

生活支援員とは、身体や精神、知能に障害をもっている方々が、自立した生活を送れるようにサポートする職業です。

具体的には、食事・入浴・排泄等の身体介護や、日常生活の支援、就労に向けての支援などを行います。

生活介護事業所の他に、障害者支援施設やグループホーム、就労継続支援事業所、就労移行支援事業所などでも活躍しています。

1日の流れ

さて、生活介護事業所で働く生活支援員はどういった仕事をしているのでしょうか?

その一例として、笑で働く生活支援員の1日の流れを紹介させていただきます!

おおまかな1日の流れは以下のようになっています。

9:00 朝礼&チームごとの打ち合わせ

9:20 順次送迎開始

10:00 AM散歩orドライブ

12:00 昼食

13:00 課題

14:00 PM散歩orドライブ

16:00 順次送迎開始

16:15 掃除

16:45 終礼&明日に向けて

17:00 事務仕事

17:50 点検

18:00 退勤

利用者様約6名ごとに1つのチームが構成されており、基本はチームに分かれて活動を実施しています。

また、チームによって多少スケジュールが異なります。

では、早速1日の流れを見ていきましょう♪

9:00 朝礼&チームごとの打ち合わせ

まずは朝礼で今日の予定や前日の申し送りを確認します。

その後はチームに分かれて、チーム内での各自の役割や、散歩のルート、早退予定の利用者様のスケジュールはどうなっているか、アセスメント予定の利用者様はいらっしゃるか等、正職員が中心となって確認・共有していきます。

9:20 順次送迎開始

笑・GH間の往復と乗せ込みを含めて25分間ほど要します。

送迎車のイラスト

                   「安全運転で!」

10:00 AM散歩・ドライブへ出発!

散歩であれば秋留台公園を歩行し、雨天等でドライブになった際は青梅柚木苑地まで走行します。

周囲のリスクに配慮しつつ、散歩に同伴します!

                「体力・健康維持になります♪」

12:00 昼食

皆さんお待ちかねの(?)昼食タイムです!

職員は食事中の様子を見守るほかに、食事介助(必要な方のみ)や下膳時のアシスト等を行います。

職員の休憩は11:30〜14:00の間で1時間とっています。

近くに美味しいパン屋やラーメン屋、コンビニ等がありますよ♪

                   「私も休憩〜」

13:00 課題

昼食が終わり、30分ほどしてから課題の時間が始まります。

できることを増やし、生活の幅が広がるよう、一人ひとりに合ったオーダーメイドの自立課題の提供を目指しています✨️

課題の見守り時は、適切に作業ができているかだけでなく、「どういったことが得意・苦手なのか」「自立度を高めたり、本人が豊かな生活を送るためには何ができるようになると良いのか」…等々、実は色んなことを考えながら観察しているのです😊

 

 

           「一人ひとり、個性のある取り組み方をされています」

14:00 PM散歩・ドライブへ出発!

散歩であれば多摩御陵まで車で移動し、10分ほど多摩御陵内を歩きます。

ドライブであればAMと同様、青梅柚木苑地まで走行します。

 

16:00 順次送迎開始

帰りの支度をして、GHへお帰りになられます。

「ありがとう」と言っている人のイラスト

                「今日もお疲れ様でした✨️」

16:15 掃除

利用者の皆さんがお帰りになった後は、フロアやトイレ掃除を行います。

大掃除のイラスト「床掃除」

16:45 終礼&明日に向けて

利用者様の様子に変化があったり、支援方法に変更があれば、終礼にて職員全体で共有します。

その後は、2つのグループに分かれて、今日あったことや気になったこと等について話し合います。

パート職員や正職員関係なく、色んな情報が得られたり、相談することができるので、貴重な機会です☺️

     「シナモングループ、今日はどうでしたか?」※グループ名は勝井が決めました。

17:00 事務仕事

ここからは各自の仕事となります(ただし、時々ケース会議や職員会議等が開催される場合もあります)。

会議資料の作成や、利用者様の日々の記録、新しい自立課題の作成、支援についての相談など、それぞれのやるべきことを行います。

コンピューターを使うアザラシのイラスト

             「書類作成時は客観性を大事にしています!」

17:50 点検

退勤の前に、最後に全員で点検を行います。

ポットのお湯を捨てたか、パソコンの電源は切れているか、車両のドアは閉まっているか等、細々としたものですが、毎日必ずチェックします。

指差し確認のイラスト(女性会社員)

18:00 退勤

1日が終わる頃にはお腹もペコペコです。明日も無事に終わりますように!

                   「また明日!!」

楽しいこと・大変なこと

私はSHIPに入職して2年ほど経ちます。

仕事をしていく中で、自分とは異なるものの見方や考え方をする利用者様には日々驚かされてばかりで、興味深くもあります。

また、より良い支援をするために研修を通して知識を身につけたり、誰かと一緒に考えることはとても楽しいです。 

しかし、仕事なので楽しいことばかりではありません。

一人ひとりに得手不得手があったり、何かしら抱えているものがあると思います。

かく言う私も、利用者様間のトラブルを防げなかったり、支援の目標を見失ってしまったり、統一された支援を提供できなかったりして、かなり落ち込んでしまうことがあります😢

でも、そんな時は思い切って上司や同僚、正職員より遥かに経験年数のあるパート職員の方に相談することで、案外心が軽くなったり、次はこうしてみよう!と思えることがあるのです。      

                 

                    「時には人を頼ることも大切です」

おわりに

さて、「激録・生活支援員密着24時!?」いかがでしたか?

なんとな〜く雰囲気を掴んでいただけたのなら嬉しいです。

見学も随時受け付けておりますので、「生活支援員って、面白そう!」「なんだかビビッときた!」と思った方はぜひご連絡して下さいね♪

今日も私たちは自閉スペクトラム症(ASD)をもつ方々にとって良い翻訳者・支援者となれるよう頑張っていきます!

 

次回のブログのテーマは「自閉スペクトラム症の症状が説明できる!?~予測符号化とは~」です✨お楽しみに!!

お気軽にお問い合わせください。