☆見て!見て!どこもかしこも構造化☆

冬到来!毎日『さむい・サムイ・寒い』と連呼している、あきる野市にある[生活介護 笑]の関田です。

もうここまで寒いとヒートテック いや 極暖が必須アイテムです。

インナーは極暖 両手にマグマカイロで寒さ対策はしっかりとしていきましょう!

 

さて、本題に入ります。

自閉症の方々を支援しているとよく耳にする【構造化】って言葉があります。

しかし、私たちも構造化されている世界で暮らしていませんか?ってお話です。

 

【構造化】とは何かしらの活動を行う際にわかりやすく行えるように環境を整えることです。

 

例えば、道路にある信号機!今やハイテクな信号機が多いです。LEDや目盛り付きetc・・・ 

歩行者用の信号機のイラスト(LED・赤)

なぜ、信号があるのですか?

簡単に言ってしまえば事故をしてしまったら大変ですからね!

車の運転中に交差点を通過する時・横断歩道を渡る時、それぞれ歩くスピードも違いますし車の速度も違います。

みんなが安全に横断出来る共通のルールを作ったのでしょう!

 

ここ数年で歩道の信号機に目盛り付きが増えてきました。あとどのくらい(見通し)で信号が変わるのかが一目瞭然です。

見通しが持てることで信号無視をしてしまうことも減ったのではないかと思います。

 

電車のホームにある案内掲示板も構造化ですね!

私は電車に年数回しか乗りません。大きなホームに行けば行くほど右も左もわからなくなりますが、

案内板を見てなんとか目的地にたどり着けます。道に迷った人のイラスト(男性)

まだまだ沢山の構造化された場所がありますので忙しい日々を過ごしている方々は街をのんびり散歩しながら探して見て下さい!

※東京オリンピックで話題になったピクトグラムも構造化ですね!競技場の入口に貼ってありました。

自閉症の方々にわかりやすい構造化は障害特性と言われている部分にアプローチします。

※『コミュニケーションの障害・社会性の障害・想像力の障害・感覚の障害』が障害特性と言われるものです。

〖物理的構造化〗

物理的や視覚的にわかりやすく伝えどこで活動するかを伝えます。自分のスペースや刺激を遮断するためのパーテーションなど。自閉症の特性として視覚的な刺激に敏感な方が多く今やるべきことに集中できる要素もあります。

〖時間の構造化〗

私たちは時計など見て一日の見通しなど持てますが、自閉症の特性として次は何をするのか?あとどのくらいなのか?など見通しが持てずにパニックになる方もいます。視覚的に見通しを持ってもらうための一日のスケジュールカードを用意したり待ち時間はタイマーを使用したりして伝えることです。

〖活動の構造化〗

何をどのくらい・どのようにしてやればいいのか・どうなったら終わりなのか、などわかりやすいシステムを作ることです。アクティビティシステムとも言われています。

簡単に説明してしまいましたが生活介護笑では言語理解や意味理解が困難な方が多くいらっしゃいます。アセスメントを通して【ひとりひとりに合った構造化】を続け、その人が学びやすい・過ごしやすい環境を提供していきたいと思います。

 

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