ご家族のみなさまへ
ご本人を尊重した支援を
このたびは生活介護笑の公式サイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。ご家族のみなさまがご本人のより良い生活やこれからの将来のことを考え、新たに日中活動の場を探してみると、地域の中にある選択肢はとても限られてくるのではないでしょうか。
また、ご本人の長所をはじめ、好きなこと、得意なことを一番よく知っていらっしゃるご家族だからこそ感じる課題や今後の不安も少なからずお持ちかと思います。
生活介護笑では、ご本人にとってわかりやすく落ちつける環境を調整し、個別のプログラムを通して、一人ひとりの長所を伸ばし、社会生活の幅を広げます。
ご本人とご家族のみなさまのすべてのご要望にお応えできるとは考えておりませんが、通所の事前はもちろん、通所後にも連絡を密に取り合い、ご本人を尊重した支援をさせていただきます。
関係機関のみなさまへ
重度障害者の笑顔を地域の中でふやしませんか
生活介護笑は、重度の(知的・精神)障害をもつ人を対象とした日中活動の場であり、地域の中でご本人の長所を伸ばし、社会生活の幅を広げる場です。
中度から重度の障害をもつ人(障害支援区分3~6)を対象とした地域の受け皿が不足していると実感してきた私達は、「重度の障害をもつ人を地域で受け入れる」という覚悟をもち、内外部での研修を重ね、ASD(自閉症スペクトラム障害)の障害特性などを職員全員で学んできました。
生活介護笑の「笑顔をふやす」支援には関係機関のみなさまのご理解とご協力が欠かせません。重度の障害をもつ人が地域の中でたくさん笑うことができるよう連携の強化をお願いいたします。
[2018年3月現在の通所状況]
登録者数:24名(男性20名、女性4名)
年齢:20歳~73歳
障害支援区分:
区分3 | 区分4 | 区分5 | 区分6 |
---|---|---|---|
2名 | 7名 | 9名 | 6名 |
障害:知的障害者(21名)+精神障害者(3名)ASD(自閉症スペクトラム障害)、ダウン症、カルマン症候群、統合失調症、強迫性神経症、薬物精神病重複障害(知的+身体)等
※ASD10名+ASD傾向7名(自閉症診断のある方は少ない)
言語コミュニケーション:×発語なし+片言の単語 10名 △簡単な会話なら可能 11名 〇日常会話可能 3名
居住:グループホーム友(社会福祉法人SHIP)利用者:18名 地域6名(内1名入院中)