★続けています

こんにちわ、生活介護 笑 の水野です。

 

改めて、構造化を続けることの大切さを思い知りました。

再構造化を行った後、4月初めに新規の利用者さん1名が「笑」を利用されたのがきっかけです。

 

構造化について書いたブログに興味を持たれた方がいましたら、リンクを貼っておきますのでご覧ください。

前回のブログ「続けるって大切ですね」

こちら

 

 

新規の利用者さんは「どんなことに興味を持つんだろうとか、どんな人なのかな」と、職員全員で様子を見ていました。

すると、常に列車の模型などを手に持っていました。

この利用者さんは、手に何か持っていることで落ち着くようです。

作業をする時、机に列車など置く場所を分かりやすくしたらどうかなとの意見が出ました。

机の端に置く場所を作りました。それがこちらです!

 

 

結果はというと、見事に振られました…。

置く場所を伝えて実際に置いてもらったのですが、その日のうちに自分の手元近くに置いて作業をしていました><

こういうこともありますよね(笑)

 

 

 

しかし、こんなことでは挫けないのが「笑」の職員です!!

 

 

この利用者さんは、1日のスケジュールに見通しがつくと落ち着けると聞いていました。

ひらがなは読めそうだとグループホーム友の職員が教えてくれました。

「シンプルに写真と文字(ひらがな)」のスケジュールを作りました。

使い方は、上から順番に使います。

①1個のスケジュールが終わったら、利用者さんが一番上のカードを剥がす。

②剥がしたカードを、下に置いてある箱に入れる。

③職員と一緒に、次のスケジュールを確認する。

①~③を繰返します。

 

 

 

利用者さんにスケジュールの確認をすると「はい」と返事をしてくれました。

スケジュール確認は日課になりました。

 

だけど、職員たちは気になっていることがありました。

この利用者さんはスケジュールを迷わずに外してくれるよね。

「もしかして、漢字もわかるのかもしれないよ?」

アセスメント(情報収集)をしてみよう! 

そこで、漢字プリントを使い観察してみました。

そして結果は、「漢字が読めることが分かりました」

 

 

新スケジュールを作りました。

こちらは、「漢字バージョンと利用者さんの好きなトーマスのイラスト付き」になっています。

嬉しい発見もありました。

利用者さん本人が、1日のスケジュールを組めることが分りました。

前までは、利用者さんが通所する前に職員がスケジュールを付けていました。今では1日のスケジュールを、利用者さんが付けることから始まってます。

自分でできることが増えると、自信につながりますよね。

笑顔が増えて、職員たちも嬉しいです。

 

 

 

利用者さんたちは、状況などで変わっていきます。

これからも、利用者さんに合わせた支援を続けていきたいと思います。

以上、水野でした。

 

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