視覚情報の理解と応用 ~重度障害支援の場合~
生活介護 笑で生活支援員をしている花田と言います。
季節は春になり、桜から藤·つつじへと花の装いも変わっていき、気温の変化もありますが、体調に気を付けて、今の季節を各々の過ごし方をなさってください。
生活介護 笑のスケジュールが変更されました。
上記の現在行っているプログラムのスケジュール画像に関して説明します。
提示目的は、職員へのスケジュール把握の為に、スタッフルーム内に提示しています。
アルファベットの意味は、チームの呼称を表しています。
画像、上は晴れのスケジュール、下は雨のスケジュールになります。
スケジュールの見方は、
黄色は散歩時間(雨の時はドライブ)
緑色は自立課題時間
青色は余暇時間
紫色は外出しての自立課題
赤色は昼食時間を示しています。
見えないものの理解が難しいこと、過去の経験を頼りにされ修正や変更が難しいなどの障害特性があります。
変更や修整が難しいからとずっと同じままにせず、社会生活などにおいて変更や修整はあるので、視覚的学習者の強みを活かして、視覚提示し変更や修整を伝えています。
各チームのスケジュールが違うのは、利用者様の中で、特に聴覚過敏で周りの音などで声を出されたりされる方もいらっしゃるので、笑内に全利用者様が揃う場面を減らして、笑内の静音環境を整えるのが目的です。
そして、支援に関しては、チーム担当職員が固定されていたので、支援の多角的な視点や支援のクオリティーアップにつながることを期待して、スケール変更をしています。
先ずは、正職員からランダム化をし、次に非常勤職員もチーム編成をおこないます。今後、利用者様に理解しやすく応用しやすいスケジュール提供していく予定です。